History of Education Thought Society  教育思想史学会





第10回大会(2001年)



日程:

2000年9月16日(土)-17日(日)
会場: 目白大学


シンポジウム「教育学における臨床知の歴史」
報告: 皇紀夫(京都大学)
 「教育における臨床知の両義性」
鈴木晶子(京都大学)
 「教育思想における臨床知伝承の可能性と限界」
松下良平(金沢大学)
 「排除と再組み込み化―教育学における臨床知発見の両義性 」
司会: 田中智志(東京学芸大学)



フォーラム1教育思想史の課題と方法 ―近代問題にどう接近するか」
報告: 原聰介(目白大学)
 「教育思想史の課題と方法 ―近代問題にどう接近するか―」
司会: 桜井佳樹(香川大学)


フォーラム2:「読み書きの思想史」
報告: 森田伸子(日本女子大学)
 「読み書きの思想史 ―近代教育とエクリチュールの位相―」
司会: 小松佳代子(流通経済大学)


コロキウム1:
「新教育運動における「共同体」形成論」
世話人: 山名淳(東京学芸大学)
 「なぜ新教育をとりあげるのか ―本コロキウムに関する若干の前提について―」
提案:

宮本健市郎(兵庫教育大学) 

 「アメリカ新教育における共同体形成論の出現 」

山崎洋子(鳴門教育大学)

 「イギリス「新教育」運動における共同体形成論」

渡邊隆信(兵庫教育大学)

 「ドイツ新教育における「共同体」形成論 」
司会: 山名淳(東京学芸大学)

コロキウム2「ヴィゴツキーとデューイ 
        ―社会的構成主義(Social Constructivism)の文脈と文脈の中の社会的構成主義
世話人: 古屋恵太(東京都立大学大学院)
提案: 森岡修一(名古屋女子大学)
 「ヴィゴツキー研究の現在」
古屋恵太(東京都立大学大学院)
 「「活動」概念とデューイ 」
司会: 松下良平(金沢大学)
コロキウム3「教育思想史再考 ―近代教育批判の視点に着目して (2)
世話人: 下司晶(中央大学大学院)
渡邊樹子(日本女子大学大学院)
提案: 下司晶(中央大学大学院)
 「近代教育と戦後教育学(そしてその批判)の不可分性について―精神分析の教育思想史的研究―」
北詰裕子(日本女子大学大学院)
 「「再考」という作業に向けて―見えにくい足場を手探りする:17世紀西欧社会の教育思想史研究―J.A.コメニウスを中心に」 
室井麗子(東北大学大学院)
 「ルソーにおける「人間」と「市民」の問題の再考―「想像力」という視座から―」
上野正道(東京大学大学院)
 「デューイの教育思想と公共性」
司会: 綾井桜子(日本学術振興会特別研究員)
江口潔(中央大学大学院)
 「コロキウムにあたって」

コロキウム4「戦後日本の教育空間 ―均質空間のグローバル化・ニヒリズム・戦後日本教育
世話人: 小玉重夫(慶應義塾大学)
提案: 田中智志 (東京学芸大学)
今井康雄(東京大学)
 「言語というメディアと戦後教育」
松浦良充(明治学院大学)

 「戦後大学と「教養」の「教育」化」

小玉重夫(慶應義塾大学)

 「社会的なるものと公共的なるものの間−教師性の脱構築へ向けて」 




※所属は発表時のものです。